「再臨勇者の復讐譚」の感想。異世界ものでも珍しい主人公の復讐譚

再臨勇者の復讐譚

今回は双葉社で発売される「再臨勇者の復讐譚」を読んでみました。

異世界ものの中でも珍しく、主人公がかつての自分の仲間に復讐していく話になります。ほとんどの復讐ものは情に流され復讐を完遂できな主人公が多いので新鮮に感じました。

今後の展開でどうなるかわからないですが、面白い作品でした。

では感想をどうぞ!

あらすじ

異世界に召喚され、救国の勇者として戦い続けた高校生・天月伊織。
彼は世界を救おうとするが、信じていた仲間たちによって殺されてしまう。

死んだと思われた伊織だったが、目を覚ますと未来の世界に召喚されていた。
かつての自分が倒し損ねた、魔王を討伐する為の勇者として――。
そして気付く。勇者として戦えと命令する連中の中に、かつての仲間の姿があることを。

「……後悔させてやるよ、俺を裏切ったことを」

憎悪に駆られた伊織の前に現れた、同じく復讐を志す元魔王の少女。
理想を捨て、この世界に再臨した勇者は、元魔王と共に復讐のため動き出す。

読んでみた感想

主人公は、王国に召喚された勇者で、戦争を終わらせ平和な世界を作る為に魔王を倒す旅に出る。魔王討伐まであと少しの所で、一緒に旅をしていた仲間達に裏切られ殺されてしまう。

しかし主人公が死んだ三十年後の世界に再び召喚される。主人公は自分を裏切った仲間に復讐する為に、勇者の名を返上し復讐の為に動き出します。

ヒロインは元穏健派の魔王だったが、現魔王の反逆によって王座から引きずり降ろされる。現魔王に部下を人質に取られ、人間と戦わせることを強要させられる。しかし部下はすでに殺されおり、主人公に敗北したことで、最終的に体を五つに分けられ封印されてしまう。

主人公と同じく目的は復讐で、殺された部下の仇を討ち、嘲笑った者達に報復するために動き出します。序盤では頭部しかなく、他の体の部位は魔力で作成した分身体になっている為、分身体を解除すると頭だけが宙に浮いているショッキング姿になる。

物語は、主人公が1回目の召喚で仲間達の裏切りに遭い死亡。王国の2回目の召喚で再び呼び出される所から始まります。自分が死んでから30年後の王国だということを知り、勇者として戦えと命令する中に、かつて自分の仲間の1人がいることに気付いた瞬間から主人公の復讐が始まります。

王国の宮廷魔導師になっていたかつての仲間を半殺しにし、王国を脱走した主人公は、全盛期の力を取り戻す為にダンジョンに向かいます。

ダンジョンの最下層でヒロインに出会う主人公。迷宮のボスを倒し、それぞれの行動の背景を聞いた2人は共闘を関係を結びます。そして主人公のかつての仲間がいる連合国に向かいました。

まとめ

この作品の作者は「再臨勇者の復讐譚」の他に「嫌われ剣士の異世界転生記」という作品も書いているのですが、私が密かに応援してる作者です。作品の設定に若干疑問はあるもののどちらの作品も面白い内容でした。

今回の「再臨勇者の復讐譚」は、主人公がかつての仲間に、自分がやられたことと同じ方法で復讐しようとします。今まで復讐ものを謳っている作品で、情に流されしまい復讐を完遂する主人公はいませんでした。この作品では、今のところ着々と復讐を重ねていっている主人公に新鮮さを感じました。

1人目は腕を切り落としダンジョンに放置、2人目は仲間に裏切られボコボコにされた後に火を点けられ死亡、3人目は猛毒を飲まされた上に、目の前で解毒剤を捨てられ失意のまま死亡など、なかなかエグい殺され方をします。

今後情に流されず復讐を完遂できるのか、また復讐をした後はどうなるのか少し不安な部分はありますが、全体的には面白い作品でした。引き続き読み進めていきたいと思います。

小説の1巻が6月29日に発売されますが、ココから読むこともできます。

また作者の別の作品「嫌われ剣士の異世界転生記」もココから読むことができます

是非一度読んでみてはどうでしょうか。

ではまた!

再臨勇者の復讐譚

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