毎年インターネットやニュース番組で話題になるコミケ。一度は行ってみたいけど、「何を持って行けば良いかわからない…」なんて人も多いかと思います。
ニュースで見ても分かるように、コミケは参加人数が非常に多く、長時間列に並ぶことが常態化しています。
冬コミでは、会場が海に近い為、防寒対策不足による低体温症にかかる人が毎年のように出ており、夏コミでは炎天下の中並ぶ為、熱中症で倒れる人が毎年出ています。
せっかくのイベントで、救護室に運ばれないためにも、最低限の準備はしましょう!
なので今回は、参加をするのであれば、最低限持っていくと良いものをまとめてみました。
コミケでの必須持ち物
コミケでの必須持ち物その1.「多めの現金」
コミケに参加していると、自分の目的の商品以外にも、色々な商品に出会います。
そこで一番困るのが、「欲しいけど買えない」場面に遭遇すること。買いたいのに買えないままモヤモヤして帰るコミケの帰り道ほど悲しいものはありません。なので自分が予定している金額より少し多めに入れておくのいいでしょう。
また、企業が出店しているブース以外に、一般参加者がサークルで運営しているところがあります。同人サークルでは500円や1000円などの金額で頒布されていることが多いため、お札だけでなく小銭を多めに持っていくと買い物をスムーズに行う事ができます。
コミケでの必須持ち物その2.「飲み物」
会場内や付近のコンビニでも販売していますが、非常に混雑しています。
また、飲み物の売り切れで買えないということもあり得ますので、事前に準備しておくことが重要です。
コミケでの必須持ち物その3.「スマートフォン」
- 一緒に参加する人と連絡を取り合う
- 列で待機している際に混雑状況を見る
- 待機中の暇つぶし
- etc…
など、用途は様々です。
しかしdocomoやau、SoftBankのキャリア通信は、混雑の影響で繋がりにくくなります。会場内ではwi-fiも飛んでいるので、そちらを利用するのも良いでしょう。
また、混雑の影響で電池消費が激しいので、モバイルバッテリーを用意する事をオススメします。
コミケでの必須持ち物その4.「時間潰しができるもの」
コミケのほとんどの時間は並んでいる事が多いですが、場所によっては1時間2時間が当たり前のところもあります。
流石にその時間を何もせずに待つのは辛いものがあるので、時間を潰せるものを持っていきましょう。
コミケは人が多いのでスタッフの指示が聞こえにくい時があります。イヤホンで耳をふさいでいると聞こえない場合があるので、個人的には音楽を聴きながら待つのはあまりオススメできません。
コミケでの必須持ち物その5.「配置図」
人が多く、会場も広いので、自分のいる場所もすぐに分からなくなるので、事前に自分の行きたいブースを把握しておき、印刷しておきましょう。
WEBカタログや書店などで販売しているカタログ冊子を活用すると、サークルがどの位置に出展しているのかが分かり、買い漏れも防げます。
あると便利なもの
あると便利な物その1.「チャージしてあるSuicaなどの電子マネー」
コミケ参加者が利用する交通機関は非常に込み合います。券売機付近にも行列が出来、コミケで消耗した体力をさらに削ってきます。
事前にチャージしておくと、そのまま改札に行けるのでスムーズに帰る事ができます。
あると便利な物その2.「サブバック」
サブバックにトートバックなどを持って行くと便利です。思ったより買いすぎてしまった時や、紙袋が使いにくい時などトートバック一つあるだけで持ち運びができます。
あると便利な物その3.「食べ物」
会場内や駅付近のコンビニは、朝の通勤電車並みに込み合います。
- カロリーメイト
- ウィダーインゼリー
- おにぎり
- パン類
のような、狭いスペースや待ち時間を利用して食べれるもの準備しておくのが良いでしょう。
あると便利な物その4.「雨具」
急に天気が崩れた時の為に雨具を用意しておくと良いでしょう。
コミケは人と人との間が非常に狭くなっています。人混みの中で傘を使用すると他人の目に当たる危険性もあるので、雨ガッパをオススメします。
あると便利な物その5.「折りたたみチェア」
外で並んでいる時など、折りたたみチェアがあると便利です。
夏のイベントは地面が熱くなり、冬のイベントは地面が冷たくなるので、待機列でイスに座れば体力の消耗や足の痺れを回避できます。ただし、列移動の時やスタッフからの指示があった場合は、すぐに折りたたみましょう。
あると便利な物その6.「保険証」
夏コミは、毎年何人も熱中症で病院に運ばれ、冬コミは低体温症にかかる恐れがあります。「自分は大丈夫」なんて思わず、万が一の時に備え準備しておきましょう。
夏コミに必要な持ち物
夏コミに必要な持ち物その1.「多めの飲み物」
夏のコミケに参加する場合、飲み物の準備もしっかり行う必要があります。
場所によっては、炎天下の中長時間並んで待つという事が多々あります。そのため、熱中症になってしまうこともあるので、飲み物は現地調達ではなく、凍らせたもの1本と冷やしたものの2本を準備しましょう。
毎年何人も熱中症で救急車に運ばれていきます。飲み物は必ず準備しましょう。
ただ、飲み過ぎも注意が必要です。お茶や水は利尿作用があるため、飲み過ぎると体内の塩分濃度が薄まり脱水症状を引き起こす危険性があります。塩分も一緒に摂取できるスポーツドリンクや、飲み物と一緒に塩飴を取るなどの方法がオススメです。
夏コミに必要な持ち物その2.「タオル」
コミケのほとんどの待ち時間は屋外だと言っても過言ではありません。その為、暑さ対策のためにタオルを準備しておきましょう。
タオルは、汗拭きタオルとして使う事ができ、首にかけるだけでも体感温度が変わり、屋外では日よけとしても使えます。その為、ある程度長さのあるスポーツタオルを持っていくのがオススメです。
詳しい夏コミの持ち物は下の記事にまとめました。夏コミに参加する場合はこちらも確認しておくと良いかもしれません。
>>「夏コミでの服装と熱中症や暑さ対策についてまとめてみました!」
冬コミに必要な持ち物
冬コミに必要な持ち物その1.防寒具
寒さ対策の為に、以下のものを準備すると良いでしょう。
- コート
- マフラー
- 手袋
- 貼るカイロ
- マスク
会場の外で待っている時は寒いですが、会場内は人の熱気で暑くなっているので、暑かったら脱げるものを準備をしておくといいでしょう。
まとめ
持ち物を見て「登山でもするのかな?」っていう持ち物ですが、コミケはただのイベントではありません。最近では、毎年救護室に運ばれる人がいるほどの「戦場」と化しています。
準備をしっかりしないと、入場だけで疲れることもあります。せっかくコミケにきたのに、体調をくずして何も買えなかったら悲しいですよね。
そうならない為にも、事前の準備はしっかりと行い、万全の体制で臨めるようにしましょう。
ではまた!