「君の名は。」が1ページで分かる! 分かりにくい時系列と見どころをまとめました!

君の名は_05

先日「君の名は。」2回目を見てきました。何度観てもまた行きたくなりますね!

ネットなどで感想を眺めていると、「君の名は。」は時系列が複雑になっているので、話の流れがに混乱している人も多いようです。

1回目は時系列を考える暇もなかったのですが、2回目見てみて少しごちゃごちゃしてきたので、自分を納得させる意味でこの記事を書きました。

映画をまだ観ていない人にとっては、盛大なネタバレになりますので、これから観たいな、と思っている人は先に映画館へどうぞ!

あらすじ

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。

山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。

町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。

来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。

一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も奇妙な夢を見た。行ったことのない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている記憶と時間。二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」

幾度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。

しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途絶えてしまう。入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。

「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」

辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた・・・・・・。

出会うことのない二人の出会い。運命の歯車が、今動き出す

引用元「君の名は。」公式サイト(http://www.kiminona.com/index.html)

「君の名は。」の時系列を簡単にまとめてみた。

まずストーリーの核心として、瀧と三葉の入れ替わりが3年ズレているということ。

瀧が三葉に会いに行こうとして、3年前に町がなくなっていたことを知った時は、鳥肌が立ちました。

映画を見終わってから改めて時系列を考えてみると、これがなかなか難しい。

だから図にしてみました。

君の名は。_時系列

片割れ時に瀧と三葉が山頂で出会い、三葉が彗星の落ちる手前に戻る部分の表現が難しいけど、おおよそこんな感じじゃないでしょうか。

「君の名は。」の時系列の詳細

図だけでは振り返るのが大変なので、映画のシーンがどの日に当たるのか、時系列ごとに説明していこうと思います。

前提として

まず前提として、「君の名は。」には入れ替わりだけでなく、タイムスリップの要素もありました。

二人の入れ替わりは、2013年の宮水三葉と、2016年の立花瀧との間で起こっています。なので立花瀧と宮水三葉は、実際には3歳の差があります。

2013年

9月2日
冒頭のオープニングの後、三葉が起きて鏡の前で自分の姿を確認して驚くところまでが9月2日になっています。

名取早耶香(サヤちん)や勅使河原克彦(テッシー)の話から、この日の三葉は、「髪は寝癖がついていて、リボンもしてなかった。」「自分の席もロッカーも覚えていなかった。」「自分の名前すらも覚えていなかった。」このことから、この日に入れ替わりが発生していた筈です。

ノートに「お前は誰だ?」と瀧が書いたのもおそらくこの日でしょう。

9月3日
場面が変わって、宮水家朝ごはんのシーンがありました。この日は、翌日の3日の話になります。

テレビでは、2013年の一番大きな出来事で、今後のキーワードになってくる「ティアマト彗星」のニュースが流れています。

また、町長選の演説や、雪野先生の古典の授業も9月3日でしょう。

9月5日
入れ替わりが起こる。三葉の身体に瀧が入っているが特に描写はなし。
9月12日
入れ替わりが起こる。美術の時間に、クラスの3人組に陰口を言われているのを聞き机を蹴倒す。
9月13日
三葉が朝起きると左腕に「お前は誰だ?お前は何だ??」と書かれている。

教室に入った瞬間、クラスの注目を浴び、その理由をサヤちんに聞いて驚愕する。

家に帰ってノートに「この人生は何だ??」と書かれているのを発見。入れ替わっていることに気が付き始める。

9月13日
最後の入れ替わりの日。瀧が宮水神社の御神体まで口噛み酒をお供えしに行く。帰り道の片割れ時に一葉に夢を見ていることを指摘される。
10月3日
三葉が瀧に会いに東京に行く。電車の中で、入れ替わりの起こる前の中学2年生の瀧に出会う。

しかし二人は出会う前なので、瀧に気づいてもらえない。この時の瀧との別れ際に、髪に巻いていた組紐を渡す。

帰宅後、一葉に髪を切ってもらう。

10月4日
彗星が落ちる日。瀧に気づいてもらえなかったことが原因か学校を休む。夕方、秋祭りに行くが、彗星が落ち死亡。

2016年

9月5日
入れ替わりが起こる。

司からの連絡を確認し、身支度を整え家を出る。新宿駅の南口に行くが昼まで迷子になり、学校に着いたのが昼休み。

放課後は、司達とカフェに行きバイトへ。バイトから帰り、ベッドでスマホを触っていると瀧の日記を発見。

三葉も日記を記入し、制服のまま就寝。

9月6日
制服のまま寝ていたことや、記憶にない日記に困惑する。

バイト先では、奥寺先輩と帰ったことを問い詰められ、ここら辺から入れ替わりに気づき始める。

10月2日
最後の入れ替わり日。

具体的な描写はないが、18時30分に日記が書かれている。

10月3日
奥寺先輩とのデート日。六本木ヒルズと国立新美術館へ行く。

デートで失敗し、結果報告をするために三葉に電話をかけるも繋がらなくなり、三葉が過去で死んだことによる影響か、入れ替わりも起きなくなる。

10月後半
三葉に会いに糸守に行く。

たまたま立ち寄ったラーメン屋で、糸守の手がかりを得たように思えたが、糸守が無くなったことを知り図書館へ。その後民宿へ。

三葉が過去で死んだことによる影響か、三葉の事を忘れ始める。

なんとか事故の前の三葉と入れ替われないか模索する瀧は、翌日糸守のご神体の元へ。

御神体の前に到着。ご神体の祠で頭を打って気絶。2013年の10月4日の三葉と入れ替わる。

片割れ時にお互い再会を果たす。しかし片割れ時終了と同時に記憶も消え始め、翌朝目覚めたときには、入れ替わりに関する全ての記憶が消える。

2013年9月5日(2回目)

再び三葉の体に帰ってきた瀧。

彗星による被害を止めるべく、テッシー、サヤちんと避難計画という名のテロを計画。同時に町長に会いに行き説得を試みるも追い返される。

御神体の方に三葉の気配を感じご神体の場所へ。片割れ時にお互い再会を果たす。

片割れ時が終了し、変電所の爆破を決行。町民に避難を呼びかけるも彗星が2つに割れはじめる。瀧の記憶を失いながらも町長に会いに行き、避難訓練という名目で町の人を避難させる。

2021年

瀧、三葉は、お互いの記憶を失いながらも、焦燥感に駆られながら生活中。

雪が降る日、瀧が東京でテッシーとサヤちんに遭遇する。その帰り道に歩道橋で三葉とすれ違う。

2022年

春、電車の中で再会する。

「君の名は。」の見どころ

見どころその1.「緻密な美しい風景」

「君の名は」はものすごく美しく、緻密に描かれています。

君の名は_01 君の名は_02

これは新海誠監督の作品の魅力の一つですが、田舎の大自然を描いた風景描写だけでなく、今回の舞台になる新宿や四谷などの東京都心を描いた都会の風景も非常に美しいです。

見どころその2.「無駄の無い設定と伏線」

君の名は_03

物語序盤で古文の授業で紹介される、夜と夕方の境目で「あの世」と「この世」が曖昧になる時間である「黄昏時」や、宮水神社で巫女が作る「組紐」、神木に奉納される、自分の半分である「口噛み酒」など、物語で絡み合い最後に繋がっていきます。

見どころその3.「前半から後半への急展開」

作品の前半は「主人公とヒロインの入れ替わり」がメインに進行していきます。

最初は突然の減少に戸惑っていた二人も、回数を重ねるごとに「入れ替わり」を楽しむ余裕も生まれていきます。

しかし、あることがきっかけで「入れ替わり」が起きなくなります。何故か…。を探すために主人公はヒロインに会いにいきます。

ここまでの伏線をしっかりと絡め、一気に作品の雰囲気を変えエンディングまであっという間の展開は思わず唸ってしまうほどでした。

見どころその4.「三葉の彗星の話」

三葉の時間軸では東京に行った次の日はお祭りの日で、彗星の降る日。瀧の時間軸ではこの日が奥寺先輩とのデートの日になっている。

だから三葉は、デートのある瀧へ「デートが終わった頃に彗星が見えるね」という伝言を残している。しかし瀧にとって彗星が降ったのは3年前の話なので、三葉の言っている事が通じない。

ここが時間がズレている事を匂わせているポイントになっています。

見どころその5.「消えるメモ」

三葉に会いに糸守町にたどり着くと、そこは彗星が落ちて壊滅的な被害のでた糸守町の姿が。

唯一の繋がりであった三葉のメモを確認しようとするも、次々に消えていくメモ。

三葉が死んだことで入れ替わりが無かったことになり、三葉が残した消えていったと思われる。

このシーンは鳥肌が立ちましたね。

見どころその6.「途切れる記憶」

「入れ替わり」が起きなくなることがきっかけに、瀧と三葉はお互いの名前を、存在を忘れ始めます。

瀧の名前を存在を忘れまいと、三葉の存在を名前を忘れまいとする瀧と三葉の強い気持ちに心を打たれます。

君の名は。Another Side:Earthbound

あらすじ

東京に暮らす男子高校生・瀧は、夢を見ることをきっかけに田舎町の女子高生・三葉と入れ替わるようになる。

慣れない女子の身体、未知の田舎暮らしに戸惑いつつ、徐々に馴染んでいく瀧。

身体の持ち主である三葉のことをもっと知りたいと瀧が思い始めたころ、普段と違う三葉を疑問に思った周りの人たちも彼女のことを考え出して―。

読んでみた感想

「君の名は。」の世界に触れた人にオススメしたいのが、本編の内容を補完する内容となっている文庫本「君の名は。Another Side:Earthbound」です。

著者は加藤新太で、「君の名は。」の著者で映画監督の新海誠とは異なりますが、本編の雰囲気を壊さず丁寧に書かれています。

「君の名は。」の世界に触れ、感動した人は、「君の名は。Another Side:Earthbound」を読むことで、本編の内容をまた違う視点から見直すことができ、より深く楽しむことが出来ます。

「君の名は。Another Side:Earthbound」の内容は、

  • 第一話:ブラジャーに関する一考察
  • 第二話:スクラップ・アンド・ビルド
  • 第三話:アースバウンド
  • 第四話:あなたが結んだもの

の全4話構成になっています。

個人的には、第4話の三葉の父・俊樹の過去ストーリーがオススメです。是非一度読んでみてください。

まとめ

作品の起承転結がはっきりとしており、交互に変わる瀧と三葉の視点が分かりやすく描かれています。

しっかりと「心の距離」が描かれており、最後のお互いにすれ違うシーンなんか、ハラハラとしながら見ていました。

この記事を書く上で、時系列を簡単にまとめるだけでも何か色々ごちゃごちゃしてきた。少し調べてみたら彗星の落ちた日の前後が分かりにくいみたい。

こういった考察の余地を残してある作品は、見終わった後も楽しむことが出来ていいですよね。

また、神木隆之助は新海誠監督の大ファンで、作品を本当に好きな人が主役を演じてくれているので、1人のアニメのファンとしても非常に嬉しいですね。

間違いなく今年一番の作品だと思います!

小説も発売しているので是非「君の名は。」に触れてみてください。

ではまた!

君の名は_05

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