今回紹介する「かぐや様は告らせたい」は、普通の恋愛コメディー漫画では感じることが出来ない「熱さ」を感じることが出来る作品です。
この作品は、拗らせた天才2人が、いかに相手に告白をさせるかで心理戦を繰り広げる、過剰すぎる恋の駆け引きが魅力の作品です。
また作者のインタビューでは、「かぐや様は告らせたい」のアイデアは燻製中に出てきたなど、面白い内容になっていましたので合わせてどうぞ!
作者 : 赤坂 アカ (著)
連載期間 : 2016年〜
巻数 : 既刊11巻(2018年9月現在)
※画像引用元:講談社「かぐや様は告らせたい」
拗らせた天才二人の恋愛頭脳戦が面白い!「かぐや様は告らせたい」のあらすじ
家柄も人柄も良し。将来を期待された秀才が集う秀知院学園の生徒会長の主人公・白銀御行と、副会長・四宮かぐやは、お互いに惹かれあっていますが、ある理念によって何も無いまま半年が経過してしまいます。
その理念とは、「恋愛は告白した方が負け」というもの。
恋人間にも明確な力関係が存在する以上、相手を好きになったほうが負けなのです!
という面倒くさい理念を守った結果、プライドが高く素直になれない2人は「如何に相手に告白させるか」を考えるようになってしまいます。

なので映画を誘うだけでもプライドの高い二人は、いかに相手から誘われた体を装うかの心理戦が繰り広げられます。
なんでもこの映画は2人で見に行くと結ばれるジンクスのある映画。普通に相手を映画に誘うようものなら「告白した方が負け」というルールにおいて負けなのです。

毎回如何に相手に告白させるかの攻防を繰り広げながら、他の生徒会メンバーや生徒との交流を描く恋愛コメディー漫画になっています。
コメディーだけじゃない!「かぐや様は告らせたい」の感想
この作品の魅力は、いかに相手に告白させるかの心理戦を面白く描いているのは勿論ですが、登場人物たちの悩みに触れ解決していく物語も魅力の一つです。
- 巨大財閥「四宮グループ」のしがらみの中で生きる四宮かぐや。
- 本当の自分を押し殺して四宮かぐやに仕える使用人。
- 中学時代のトラウマで、自分に自信が持てなくなっている生徒会会計。
- etc…
キャラクターの背景には、それぞれ何かしらの悩みや葛藤を抱えており、主人公やヒロインだけじゃなく他のキャラクターも魅力的で、普通のコメディー漫画では感じられない「熱さ」が読者を引き込む、一味違った恋愛コメディ作品になっています。
「かぐや様は告らせたい」のアイデアは燻製中に
アニメ化に伴っての作者インタビュー記事にあった面白い見出しを引用させてもらいました。「かぐや様は告らせたい」の制作秘話や、いかに作者が考えてこの作品を描いているのかが分かるとても良い記事です。こちらも合わせてどうぞ!
「かぐや様は告らせたい」のおすすめポイントまとめ
- 過剰すぎる恋の駆け引きが魅力の作品
- 拗らせた天才二人の恋愛頭脳戦が面白い
- 「かぐや様は告らせたい」のアイデアは燻製中に
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赤坂アカ先生は、漫画作品執筆のほか、イラストレーション、キャラクターデザインなどの多岐にわたる分野で活動をしています。
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