「我が驍勇にふるえよ天地」の感想。これぞまさに「本格ファンタジー戦記」傑作の1冊!

我が驍勇にふるえよ天地

最近ライトノベルを見ていると、転生者や魔法などが活躍する作品が多くて、たまに王道な戦記物を無性に読みたくなります。

そんな時に見つけたのが、「我が驍勇にふるえよ天地」でした。

作者はあの「聖剣使いの禁呪詠唱」の著者である「あわむら赤光」先生。正統戦記物も書けるのかと作風の広さに驚きました。

では感想をどうぞ!

引用元:SBクリエイティブ「我が驍勇にふるえよ天地」公式ページ(http://www.sbcr.jp/products/4797387391.html)

あらすじ

「さあ、あなた様の帝国を創りましょう」

天下無双――アレクシス大帝、レオナート一世の驍勇は真実そう評される。

しかし、後に大陸統一を果たす彼も、若き日には”吸血皇子”の汚名を着せられ、故郷を奪われた、武骨で不器用な青年でしかなかった。

これは、大反撃の物語である。

再起を誓ったレオナートはまさに一騎当千!

そして一本気な彼に惹かれて集うは、神とも魔物とも例えられる数多の名将、賢者、才媛、奇才。

やがて彼らは腐敗した祖国を呑みこむ一大勢力となり、群雄する大国全てと渡り合っていく!

痛快にして本格――多士済々の英雄女傑、武勇と軍略が熱く胸を焦がすファンタジー戦記、堂々開幕!!

主な登場人物紹介

レオナート

レオナート
主人公。クロード帝国第八皇子。

若き日に、貴族たちの謀略により故郷と師匠を奪われ、死んだ味方の血をすすり無様に生き延びたと《吸血皇子》なる不名誉な呼び名を付けられる。

敵国の脅威が迫るにも関わらず、貴族が私腹を肥やす今の帝国に未来を見いだせず、シェーラや他の仲間たちと共に帝国を平定し、敵国に負けない帝国を目指す。

シェーラ

シェーラ
レオナートを支える軍師。

レオナートと同じ師を仰ぎ、レオナート同じく貴族に故郷と師匠を奪われた。

帝国の未来が3年もたないことを予見し、レオナートを皇帝にするために行動する。

レオナートを「理想の人」と公言し、甘えるなどのアプローチをするもレオナートには気づいてもらえていない様子。

読んでみた感想

最近あまり見かけなくなったように感じる正統戦記物です。作者は「聖剣使いの禁呪詠唱」の著者である「あわむら赤光」先生。

その「あわむら赤光」先生が「我が驍勇にふるえよ天地」を書いているのを読み終わった後に知りました。「聖剣使いの禁呪詠唱」の印象が強く、正統戦記物も書けるのかと作風の広さに驚きました。

この作品のオススメな所は、敵の貴族の無能さが目立つものの、敵にも味方にも有能な人物が多く、ありがちな魔法や特殊な武器も一切登場しない所です。

主人公である圧倒的に強くて揺るがない大将レオナートの活躍はもちろんのこと、明晰な頭脳により主人公を支えるヒロインや、配下達、あるいはいずれ配下となる騎士達の活躍こそこの作品の面白い所。

主人公は多少強すぎる印象を受けるが、努力に裏打ちされた強さであり、知謀や武勇、人望、絆といったものをたよりに劣勢を覆していく姿は読んでいてとてもカッコイイです。

また脇役では、狡猾な傭兵騎士が、悪態をつきながらも味方として奮闘するシーンや、全ての女性の味方と嘯く自称白銀の騎士の、意外なほどかっこいい見栄切りなど胸が熱くなるシーンが沢山ありました。

戦記ものとしても本格的で、重厚なストーリーと迫力の快進劇から目が離せません。

まとめ

最近は魔法やらとんでも武器やらが登場する作品が多いですが、やっぱり純粋な知恵や武力のぶつかり合う戦記物が一番面白いですね!

でも今の所貴族側にろくな奴がいないから、敵国に期待したいですね。

最近、魔法やら超能力やら神器やらの異能物に飽きてしまった人にはお勧めの作品です。

現在下のリンクから、冒頭~約70ページの試し読みをすることもできます。

「我が驍勇にふるえよ天地」試し読み

その続きとなる「第三章 彼らに休息なく……」も公開されています。

「我が驍勇にふるえよ天地」試し読み続き

ぜひ一度読んでみてください。

我が驍勇にふるえよ天地

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