人間の愛が魔族にもたらすモノとは…。「インスタント・メサイア」を読んでみました!

小説家になろう

小説家になろうにぜひ知ってほしい作品があったので今回記事にしました。作品名は「インスタント・メサイア」です。

正直、この作品ほど書籍化していないの悔やまれる作品は無いかと思うほど、この作品の世界観に魅了されました。

では感想をどうぞ!

あらすじ

魔族と呼ばれる怪物たちに、生まれ育った村を滅ぼされた少年がいた。

ホールズと呼ばれるその大陸で、人類は、徐々に力を増していく魔族の勢力に生息圏を奪われはじめていた。そのような中、彼は奴隷商に引き取られて生きてきた。村の唯一の生き残りである無力な男「ナイン」が、恨みなどもう忘れたのだと、そんな風に見せかけて。

底抜けの憎悪と愛情を、世界に叩きつけるお話。

自分の大事な者を全て奪った魔族の下僕となり、彼女たちを命懸けの愛情と狂気で侵食する物語。

読んでみた感想

最近、異世界転生ものが流行している中、一度読んだら一気に世界観に取り込まれる作品でした。端的に言ってクソ面白かった。

自分の大事な家族や友人全て奪った魔族の下僕となり、彼女らを憎みながら愛情と狂気で侵食していく男の物語。

主人公と可愛いヒロイン達が織りなす気の抜けるような日常描写と、愛憎入り混じるサイコホラーな展開のギャップに魅了されました。

この作品の魅力は、序盤のピエロを振る舞いながらその実冷静に身の振り方を考えているクールな感じの主人公や、互いの心理を伺いながら化かし合う描写が巧みな所です。

中でも一番印象に残っているのは、最終章で主人公が飛ばしたこの口上。

「僕は、魔王クリステラの怨敵にして恩人、従僕にして主人……」

「『名無し』のナイン改め……『悪魔』クリス=ナーガ・ハーヴェスト。さしあたって今はとりあえず……あの弱虫を泣かせてくれた貴方のお尻をぺんぺんします故、お覚悟を」

中盤以降、魔族に復讐するための力の副作用で、だんだんと精神が侵食されて狂気に染まっていき、余裕がなくなってくるあたりの混沌とした精神状態の主人公が、最後の最後に残った自分の感情を受け入れ、魔王の為に戦おうとする場面はすごく印象に残っています。

まとめ

物語1部の最後は感動思わず感動してしまいました。小説家になろうに、このような作品があったとは…。読んでいなかったのが悔やまれました。

この作品の上手いところは、話の雰囲気によってページの色を変えていることです。章の雰囲気がダークな時は背景を黒にするなど、作品に取り込まれるような工夫がなされています。

この作品を知り、作品に魅了され気づいたら全て読み終わっていました。

現在「インスタント・メサイア」は一部が終了し、作者曰く二部を鋭意製作中のようです。

読めば必ず世界観に魅了されるであろう「インスタント・メサイア」を、ぜひ読んでみてください!

ではまた!

小説家になろう「インスタント・メサイア」

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