誰しもが小学生の頃に、地元の広さを感じたのではないでしょうか。大人からすると大した距離じゃなくても、子供にとってはちょっとした距離が冒険でした。
今回紹介する作品は、そんな子供から見た町の雰囲気が表現された作品で、小学生3人娘たちが上野を舞台に、そこに住む人々との日常を描いたコメディ作品になります。
作者 : カツヲ
連載期間 : 2014年9月〜
巻数 : 既刊5巻(2018年2月現在)
※画像引用元:https://twitter.com/katuwo___
「三ツ星カラーズ」のあらすじ
主人公の小学生女子「結衣」「さっちゃん」「琴葉」の3人は、東京・上野のとある公園の草むらに「カラーズ」という(自称)秘密組織のアジトを作り、上野の平和を守るために、日夜(嘘、夕方まで)行動しています。
カラーズのメンバー「さっちゃん」は、ムードメーカーな女の子で「小学生」を凝縮したようなキャラクター。直球な笑いを取ることが多いのが特徴です。

「琴葉」は、頭脳派(自称)でゲーム好きな女の子。ツッコミ役ですが、ツッコミの仕方が過激といった、毒っ気のある笑いを取ることが多いのが特徴です。

そしてそんな2人を引っ張るリーダー「結衣」は、他の2人と違い普通の女の子。2人の濃さに埋もれがちですが、たまに見せる空気を読めない無邪気な発言をしてしまうのが特徴です。

そんなカラーズの3人は知り合いの商店街の店主や警官、高校生たちと交流しながら、上野の街を冒険していきます。
「三ツ星カラーズ」を読んでみた感想
上野を舞台にしたコメディ漫画で、可愛いと面白いがいい感じにマッチしてる作品です。とにかくカラーズの3人組が可愛く描かれており、読んでいるだけでカラーズのメンバーのちょっとした仕草や表情に癒されました。
そして、誰しも子供の時に感じた地元の広さ。大人になってみると大した事のない広さでも、子供からすると凄く広く感じましたよね。この作品も上野という狭い世界が、カラーズにとっては広く冒険に溢れている。そういった子供の世界観が表現されているのも魅力の一つです。
「三ツ星カラーズ」のポイント
- 上野を舞台にそこに住む人々との日常を描いたコメディ作品
- 子供の頃に感じた地元が広く感じる、子供の世界観が表現されている
- とにかくカラーズの3人娘が可愛い!
- 試し読みは「電撃大王公式サイト」で出来ます。
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カツヲ先生の絵は、タッチが優しく、まるっこい、かわいらしいキャラが魅力の絵を描く漫画家です。
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