先日「アイカツ!あかりGeneration オフィシャルコンプリートブック」が届きました!
「アイカツ!」の大空あかり世代のストーリーをまとめたオフィシャルブックで、約1年半分のストーリーガイドやキャラクター紹介はもちろん、スタッフ・キャストインタビュー、イラストギャラリーなどが収録されています。
ではレビューをどうぞ!
イラストギャラリー
過去のアニメディアで掲載されたイラストが収録されています。
イラストは全部で21枚。どれも可愛くずっと見ていたい内容になっています!
ストーリーガイド
その話で出てきたコーディネートや、格言、あらすじがまとめられています。
125話「あこがれの向こう側」や、166話「私が見つけた最初の風」、177話「未来向きの今」など、私が好きだった回を思い出して感動しました。
キャラクター紹介
アイドルが成長していく過程を振り返りながら、どんなアイドルなのかを紹介しています。
中には、アイドルの親の馴れ初めも書かれていたり…。
こうやって改めて振り返って見ると、あかりだけじゃなく、他のキャラクターも初登場の時と比べ精神的に成長しているのが良く分かります。
スタッフ・キャストインタビュー
ここでは、大空あかり役「下地紫野」さんや、氷上スミレ役「和久井優」さんなどキャスト陣のインタビューや、監督「木村隆一」さんや、シリーズ構成の「加藤陽一」さんなどスタッフ陣のインタビューが掲載されています。
中でも一番感動したのは、「最終話における、あかりといちごの関係性について、木村監督のお考えをお聞かせください。」と言う質問。
立場としてはまだいちごの方が上なんですけど、あかりはいちごが一度もなることが出来なかったスターライトクイーンの座に就くことが出来ました。
今の二人は頂点で並び立っています。
(省略)
例えば第178話であかりといちごが崖登りをしていた時、先に登ったあかりがいちごに手を差し伸べて引っ張り上げるシーンがありましたけど、あれは二人の
関係性の変化を分かりやすく見せたものです。以前に第48話で、いちごが、かつてのトップアイドルだった母のりんごに対して同じことをしていたんですけど、今度はいちごが手を差しの出られる側になる。
それが最終話で描くとこが出来たのは、とても感慨深かったですね。
※一部抜粋
木村監督だけでなく、キャスト、スタッフがどれくらい「アイカツ!」のことを考えて作っていたのかが分かる部分です。
まとめ
この一冊で、スタッフとキャストがどれくらい「アイカツ!」のことを考えて作っていたかが分かる1冊ではないでしょうか。
監督のQ&A以外にも、下地紫野さんの「たぶん私は何度生まれ変わっても、また「あかりを演じたい」って思います。」と言うことばからも分かるかと思います。
普段作り手の意図が分からないだけに、このように作品をどう思っているかが分かることができるのは、作品のファンとしてとても嬉しいことです。
私はこれからも「アイカツ!」シリーズを応援していきたいと思います!
ではまた!