ストーリーが難解だったので「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の考察をしてみた。

打ち上げ花火、下から見るか 横から見るか

皆さん、こんにちは! @YozakuraRenです。

先日「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を見に行ってきました。

一言に映画の感想を述べるとするなら、「難しい!」ですかね。映画を見終わった後、周りを人は首を傾げている人が多かったです。

前情報を一切見ずに行ったせいからか、構成が初見では難解なように感じました。どうやら過去に放送されたドラマ版とは内容が違うようです。

今回は、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の考察を記事にしてみました。

ところどころ矛盾しているかもしれませんが、そこは暖かい目で見て、優しい言葉でコメントしてくれたら幸いです。

【2017.08.23 時系列を追加しました。】

時系列を図にして見ました。

打ち上げ花火_時間軸

結局のところ最後はどういうこと?

映画の感じを見ると、典道が何度もタイムリープしているように見えますが、それぞれの世界はあくまで「ifの世界」だと思っています。

こんかいのん作品でキーとなるのは、いわゆる「もしも玉」と言われるアイテム。

これはストーリーの展開から「もしも玉」を投げると、「典道の理想を実現した世界線」を作り出していると勘違いしそうなのですが、公式のwikiや、作中の「もしも」という言葉が強調されていることから、「典道の理想を実現した世界線」ではなく、「起こるかもしれない世界線」を作り出していると思われます。

その証拠に「典道の理想を実現した世界線」ならば、親に連れ戻されることもないし、友人たちに見つかることもなく、そう行ったアクシデントを典道が望むとは思えないですよね。

なので、「もしも」友人や母親に見つからなかったら、もしも玉が砕けた時に描き出された光景のように、2人は親密な関係になれてたかもしれませんね。

「もしも玉」が砕けたことで、「もしも玉」が作り出した世界はなくなり、典道が水泳で負ける世界、本来の時間軸に戻りました。

最後の出席確認のシーンで、祐介が典道の方を見なかったことからも、典道が祐介を殴った世界が、本来の時間軸で出席確認のシーンはその延長だと思われます。

そしてラストの出席確認の時に、典道がいなかったのは何故か。私は、もしも玉で見た世界の経験を元に典道はなずなを追って行ったのではないかと思います。

惜しいと感じた点

なずなの父親が持っていた「もしも玉」

なずなの父はサーフショップを経営していてサーファーが溺れたのを助けようとして溺死したようなのですが、なずなの父親が亡くなった時に「もしも玉」を持っている描写が有りました。

亡くなった父親となずなの関係を結びつけるアイテムとしてシーンを入れたのか分かりませんが、もう少し言及して欲しかったです。

典道となずなの関係性

最終的にラストを見て、「典道となずなは両思いだったんだな」となんとなく分かるのですが、ヒロインが淡々としているからか、何故主人公が好きだったのかが今一よく分からなかったです。

一応wikiには「典道と祐介は仲の良い友達だが、実は2人とも同級生のなずなのことが好きだった。」と書かれていますが、映画を見てこれが伝わらないのは凄く惜しいなと感じました。

典道となずなの心境をもっと知りたい人は…

典道となずなの関係をもっと知りたい人は、「少年たちは花火を横から見たかった」を読むのをオススメします。

あらすじ

花火大会の夜、僕たちは”かけおち”した。新たなる原点の物語。

やがてこの町から消える少女なずなを巡る典道とその仲間の少年たち。花火大会のあの日、彼らには何があったのか。

少年から青年になる時期の繊細で瑞々しい時期の友情と初恋の物語。映像化されなかった幻のエピソードを復刻し、再構成し、劇場アニメ版にあわせて書き下ろされた、ファン待望の小説。

テレビドラマ版『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のOAから、24年の歳月を経てよみがえる、原点ともいえる物語。

読んでみた感想

ドラマ原作者である岩井俊二によって書き下ろされた「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のプロトタイプとも言える作品。

設定は、ドラマの設定を引き継ぎながら、8月1日以前のなずなと典道の交流を描いた前日譚や、もしも玉を拾うシーンなどが追加されています。

8月1日以前のなずなと典道の交流を描いた前日譚では、離婚調停中のなずなの母と知り合いだった典道の母が、一晩なずなを預かることになり、なずなが典道の部屋に泊まります。

お互い戸惑いながらも、同じ2段ベッドの上下で一夜を過ごし、翌日あてもなく海岸線を二人乗りの自転車で走るなど、映画では分からなかった2人の心境を知ることができます。

この作品の最大の特徴は、「もしもの世界に行かないこと」。

純粋な青春小説として「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を楽しみたい人にオススメな作品ではないでしょうか。

まとめ

とにかく難解でした。

人によって解釈は変わるでしょうし、結末も違うかもしれませんが、見終わって考察をしていると、描写不足は否めないものの面白い作品だったです。

個人的にはなずなが可愛すぎて、それだけで若干満足なのですが、やっぱり見たからにはストーリーをちゃんと理解したいですね。

今回声優に芸能人を起用していますが、なずなの声優の広瀬すずは思ったよりも違和感なく見ることができました。典道の声優の菅田将暉は、周りが有名な声優ばかりなので浮いてしまっている印象を受けました。

今回はかなり個人的な考察です。ここは違うんじゃないかなど有ったら教えてくれと嬉しいです。

ではまた!

打ち上げ花火、下から見るか 横から見るか

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