今回紹介する作品は、妖怪をテーマにした作品「 怪物事変 」を紹介します。
この作品に興味を持ったきっかけは、2巻に登場する化狐の紺ちゃんの可愛さに惹かれて購入しました。
[colwrap] [col2]

もう凄く可愛い!
もちろんこの作品の魅力は紺ちゃんの可愛さだけではありません。
では記事をどうぞ!
「 怪物事変 」あらすじ
古来よりこの世に潜み、人に見つからないように人と関わり合って生きる〝怪物″(けもの)。
しかし現代では人と必要以上に深く関わろうとする…例えば子供を作ろうとするケースが多数報告されるようになった。
そんななか、血を持たぬ鬼〝屍鬼″(クーラー)と人間の間に生まれた少年、夏羽。
少年は化狸の隠神と出会い、不可思議な運命に誘われていく…。
引用元:http://jumpsq.shueisha.co.jp/rensai/kemonojihen/
「 怪物事変 」の感想
この作品は、屍鬼と人間の半妖である主人公の夏羽が、自分の親を探すため怪物相手の探偵稼業を手伝い、人間社会に様々な形で溶け込む怪物と人間の事件を解決していきながら成長していくという物語。
この作品の魅力は、化狸の隠神や、蜘蛛との半妖のシキ、雪男子の晶、後々登場する吸血鬼のミハイ達との日常パートと、怪物達が起こす事件パートのギャップではないでしょうか。
日常パートでは、個性的な怪物達との生活がコメディ的に描かれており、怪物たちの魅力にフォーカスされているのに対し、事件パートでは、怪物たちの裏側がダークに描かれており、怪物たちの不気味さや怖さにフォーカスされている。
不気味なのは怪物だけではなく、怪物の力に目を付けた人間の欲深さもまた不気味。目的の為に怪物を利用する姿は、怪物よりも不気味かもしれない。
この二つのパートのバランスが良く、飽きない読みやすい作品になっています。
「 怪物事変 」のまとめ
ストーリー | ★★★☆☆(3) |
キャラクター | ★★★★☆(4) |
設定・世界観 | ★★★☆☆(3) |
読みやすさ | ★★★★☆(4) |
イラスト | ★★★★☆(4) |
総合評価 | ★★★☆☆(3) |
個人的な感想としては、世界観に目新しいさはあまり無く、展開も淡々とした印象を受けました。
しかし、登場するキャラクター達は個性的な怪物達ばかりで、ストーリーも日常とダークな部分のギャップに惹かれる、読みやすい作品になっています。
気になる方は、コチラから試し読みをすることも出来ます。良ければどうぞ!
ではまた!